御祭神:大山咋命、天照大神、住吉大神
日吉神社

〒569-1115
大阪府高槻市 古曽部町3-14-16


・JR高槻駅から徒歩18分 ・JR高槻駅下車→高槻市営バス川久保行き
   別所駅下車後 徒歩7分
・阪急高槻駅下車→高槻市営バス寺谷町行き
   古曽部台駅下車後 徒歩4分

詳細はこちら
大きな地図で見る

日吉神社について

御祭神

大山咋命おおやまくいのみこと
天照大神あまてらすおおみかみ
住吉大神すみよしのおおかみ

 日吉神社では以上三柱の神様をお祀りしています。
 主神である大山咋命は、『大きな山の所有者』という意味を持つ神様です。滋賀県比叡山のふもとにある日吉大社を総本山としており、「山王権現」とも呼ばれます。

 大山咋命は土木の知識に優れ、治山・治水・農耕・開拓の守護神とされています。特に万物を守護し魔を祓う御神徳が高く、家庭円満や縁結び、社業繁栄など多様なご利益をもたらすといわれています。

 広く各地で地主神として祀られている一方、滝の水でお酒を作った逸話から、酒造の神としても有名です。
 また、丹塗りの矢に変身して建玉依比売命(たけたまよりひめのみこと)と結ばれたという逸話もあり、 縁結びの神様としても崇められています。

主なご利益・ご神徳

家内安全・家業繁栄・五穀豊穣・夫婦和合・安産・無病息災
縁結び・厄除・医薬・学業成就・歌舞・交通安全・国土開発 など

由緒・歴史

 古曽部の高台に鎮座まします日吉神社は、戦国時代に武将・荒木村重によって創建されて以来、長らく古曽部の地主神(とこぬしのかみ)として祀られて参りました。境内からの素晴らしい見晴らしはまさに圧巻です。古曽部は古くは『社戸』『許曽部』などとも表記され、『神社に関わる者』を意味する姓のひとつであったと伝えられています。

 天正元年(一五七三)七月、荒木村重が織田信長に謁した際、芥川城を陥とした武功を賞されて、摂津守(せっつのかみ)に任じられました。その折に、荒木村重は古曽部の地に正倉を創立して、近江国滋賀郡の日吉神社から分霊を勧請(*既存の神社から神様の魂を分けて戴き、新しくお祀りすること)し、祭典を執り行いました。古くは祭典の折に、歴代城主が乗馬を献上するのが、長年の恒例となっておりました。これが、日吉神社の起源です。

 社名はもともと三王権現と称していましたが、のちに日吉神社と改められ、明治五年には村社(旧社格)に列せられました。

 現在の社殿は江戸時代の慶長十九年(一六一四)一月十一日に再建されたもので、境内は三百八十五坪を有し、本殿は神明造・檜皮葺きに彩色を施されています。

ページのトップへ戻る